24卒でNNTはやばい？内定のない就活生の末路と24卒として内定をもらうためのポイント

24卒の就活シーズンは終わりに向かっていて就職先が決まっている方が多い中で、NNT（無い内定）であることに不安・悩みを抱えている方はいると思います。

卒業まで残り数カ月しかないこともあり「24卒でNNTはやばいかな」と気になるのではないでしょうか。

この記事では、24卒でNTTはやばいのか、ということについて詳しく解説します。

内定のない就活生の末路や24卒として内定をもらうためのポイントも併せてご紹介しているので、NNTの24卒の方はぜひ参考にしてみてください。

24卒でNNTはやばい？

24卒でNNTの方は、やばい状況であると認識すべきです。24卒は2024年4月から社会人となるため、それまでに内定をもらう必要があります。

つまり、残り数カ月で内定をもらうことができなければ、大学を卒業したにも関わらず新卒として就職できません。

内定をもらって就職することが正しいわけではありませんが、就活してNNTの場合はやばいと認識して内定をもらうことに焦る必要があります。

24卒でNNTの方は、卒業までの残り数カ月で内定をもらえるように、就活することが大切です。

10月時点で24卒のNNTは8%

リクルートが発表している「就職プロセス調査（2024卒）」によると、10月1日時点の内定率は92%で、NNTは8%です。

24卒の就活生は約60万人いるため、約5万人がNNTの状態であることになります。

この調査から分かるように、NNTの24卒はかなり遅れを取っていて、その現状を理解して就活することが大切です。

また、23卒の3月卒業時点のNNTの割合は3.2%となり、卒業に向けて時間が経つことでNNTがよりやばい状況になります。

24卒のNNTがやばいと言われる理由

24卒のNNTがやばい状況であることには、いくつかの理由があります。ここでは、24卒のNNTがやばいと言われる理由をご紹介します。

24卒でNNTであることに危機感を持つためにも、以下の理由を参考にしてみてください。

卒業まで時間がない

24卒のNNTがやばいと言われる最大の理由は、卒業まで時間がないことです。

卒業まで数カ月しか残っていませんが、内定をもらうには早くても2～3週間は必要とします。

企業によっては内定まで1カ月以上の時間を有することもあり、とにかく時間がありません。卒業するギリギリまで内定をもらうことは可能ですが、2024年4月以降に内定をもらうことはほぼ不可能です。

また、卒業に向けて単位を取得したり、卒業論文を完成させたりと、就活ばかりに時間を使えない時期でもあります。その点からも24卒のNNTはやばいと言われています。

24卒を募集する企業が減る

24卒の内定ピーク時期は3～9月ごろになり、10月以降は24卒を募集する企業が減るため、NNTはやばいと言われます。

24卒の就活生を確保できた企業は25卒の採用活動へシフトチェンジし、24卒の採用活動を終わります。

25卒の採用活動へシフトチェンジする企業数は日に日に増えて、24卒として内定をもらえる可能性は自ずと低くなります。

また、自分に合った企業に出会える可能性も低くなり、限られた企業の中から就職先を決めないといけません。

優良企業が残っていない

24卒のNNTがやばいと言われる理由として、優良企業が残っていないことが挙げられます。

優良企業は就活生から人気で応募が殺到します。つまり、かなり早い時期に採用枠を埋めることができ、夏頃には24卒の採用活動を終了することが可能です。

もちろん、優良企業の基準は人それぞれですが、就職先として人気のある企業は就活終盤である10月以降には残っていないと考えられます。

特に、知名度の高いBtoCの企業は就活生から人気が集まりやすく、早く採用活動が終わる傾向にあります。

一方で就活生からの知名度が高くないBtoBの優良企業は残っている可能性があります。

就活の長期化に慣れている

24卒のNNTがやばいと言われる最後の理由が、就活の長期化に慣れていることです。

24卒の就活が本格的に始まるのは大学3年生の4月で、そのタイミングで就活を始めた場合、半年以上も経過していることになります。

そのような方はNNTであることが当たり前になっていて、内定がないことに危機感を持っていません。

就活の長期化に慣れている方は、焦り・危機感を持って就活しないことから、今後も内定をもらえる可能性は低くやばいと言われます。

卒業までNNTだった就活生の末路

内定をもらうために就活をしても、採用枠の都合や面接官との相性によっては卒業までNNTの可能性は十分に考えられます。

卒業までNNTだった就活生の末路を大きく2つご紹介します。

就職留年する

卒業までNNTだった就活生の末路として、就職留年が挙げられます。就職留年とは、就活のためにあえて大学を卒業しないことです。

就職留年を選択することで、大学生というステータスを残すことができ、25卒としてもう一度チャレンジできます。

25卒として就活することで内定はもらいやすいのですが、1年分の学費が追加でかかります。

もちろん、生活費や家賃なども負担することになり、かなりのお金を必要とするため、就職留年はおすすめできない選択肢です。

既卒として就活する

卒業までNNTだった就活生は、大学を卒業し既卒として就活することが多いです。

既卒とは、NNTのまま卒業して、社会人経験のない人を指す言葉になります。

一般的に卒業後3年以内は既卒でも新卒として就活することができ、大学生でなくても同じように新卒採用を受けられます。

既卒になることで金銭面での負担は少なくなるのですが、内定をもらうことは難しくなります。

企業側としては「なぜ、既卒になったの」ということが気になるため、面接選考で厳しい質問が飛んでくるケースは多いです。

また、既卒では応募できない企業もあるため、24卒として卒業までに内定をもらえるように工夫してください。

24卒として内定をもらうためのポイント

NNTのまま卒業する場合の末路をお伝えしましたが、さまざまな観点からデメリットが多いです。

就職留年にはかなりのお金が必要となり、既卒になった場合は内定をもらうことが難しくなります。

そのため24卒として卒業までに内定をもらえるように就活すべきです。ここからは、24卒として内定をもらうためのポイントを5つご紹介します。

NNTのまま卒業することがないように、以下のポイントを抑えて就活してください。

①NNTの理由を明確にする

まずは、NNTの理由を明確にすることが大切です。NNTであることには必ず理由があり、その理由を追求しなければ就活を続けても内定をもらうことは難しいです。

24卒でNNTの理由として考えられるのは以下の通りです。

人それぞれNNTの理由はあると思うので、その理由を自分で理解して改善してください。NNTの理由を考えるときは、採用担当者の目線で考えることがおすすめです。

②応募企業の視野を広げる

24卒として内定をもらうにはそれほど時間がないため、応募企業の視野を広げるようにしてください。

例えば、上場企業にしか応募していなかった場合は非上場企業にも応募したり、BtoBの企業まで視野を広げたりすることで、応募できる企業数が増えます。

卒業まで時間がない中で内定をもらうには、応募数を増やして内定をもらえる確率を高めることが大切です。

また、今まで応募していた企業が自分に合っていなかったことで、内定がもらえていないことも考えられます。そのため応募企業の視野を広げてみることが大切です。

③第三者の意見を参考にしてみる

24卒として内定をもらうには、第三者の意見を参考にしてみることが大切です。

今まで内定をもらえていないことを受け止めて、「なぜ、NNTなのか」「どのように就活すべきなのか」ということを第三者に教えてもらうことで、自分では気付いてない何かに気付けるかもしれません。

また、第三者だからこそ分かることもあります。例えば、自分ではコミュニケーション能力の高さが強みだと思っていても、第三者は傾聴力を強みだと思っていることがあります。

第三者の意見を取り入れてみることで、自己分析にも役立たせることができます。すでに内定を持っている友人や、社会人の知人などの意見を参考にすると、内定をもらいやすくなります。

④応募した企業ごとに対策する

24卒を募集している企業数は決して多くないため、応募した企業ごとにしっかりと対策するようにしてください。

応募した企業1社1社を大切にしなければ、自分に合った企業がどんどん減ってしまい、最終的には希望していないような企業しか残っていないことになります。

特に、希望している企業がある方や、地方での就職を目指している方は1社1社をしっかりと対策することが大切です。

⑤企業からオファーを受ける

24卒として内定をもらうための最後のポイントが、企業から直接オファーを受けることです。

「逆求人型サイト」というサービスでは、学歴や自己PRを登録することで企業の採用担当者から直接アプローチが受けられます。

採用担当者が気になった学生にしかオファーを送らないため、一般応募よりも選考を通過できる可能性が高く、選考が免除された特別なオファーを受けられることもあります。

また、知らなかった企業や、視野に入れていない企業と出会えるチャンスでもあります。

就活終盤になると企業側にも焦りが出るため、逆求人型サイトを利用して就活すれば、24卒として内定をもらえる可能性が高くなります。

NNTの24卒におすすめの逆求人型サイト

NNTの24卒は逆求人型サイトに登録して、企業の採用担当者から直接アプローチを受けることがおすすめです。

逆求人型サイトでは、自分に興味を持った企業からしかオファーが届かないため、NNTの24卒でも内定をもらいやすい特徴があります。

また、書類選考や一次面接が免除された選考オファーを受けられることがあり、短期間での内定獲得も可能です。

ここでは、NNTの24卒におすすめの逆求人型サイトを3つご紹介します。

【オファーの質が高く選考に繋がりやすい】OfferBox

OfferBoxは、企業が就活生に送るオファー数に上限が設定されているため、オファーの質が高く選考に繋がりやすいです。

NNTの24卒は卒業まで時間がないため、選考に繋がるオファーを受けられることは大きなメリットになります。

また、OfferBoxには累計100万人以上の診断結果に基づいた分析を受けられる適性診断が用意されています。

28項目の診断結果が確認でき、自己分析の整理・見直しに役立たせることが可能です。

対応地域	全国
平均オファー受信率	93.6%
利用企業数	1万5,000社（累計）
運営会社	株式会社i-plug
公式サイト	offerbox

【本気度の高い企業にのみ反応できる】キミスカ

キミスカは、オファーの種類から企業の本気度を確認することができるため、自分を採用したいと強く考えている企業にのみ反応できます。

本気度の高い企業であればあるほど選考を通過しやすく、NNTの24卒でも内定をもらえる可能性が高いです。

キミスカのオファーは「ゴールド・シルバー・ノーマル」の3種類に分けられていて、ゴールド・シルバーには反応すべきです。

また、キミスカでは今までの選考実績をアピールできます。3次面接・最終面接まで進んだ経験のある方は、キミスカに登録することがおすすめです。

対応地域	全国
平均オファー数	7社
利用企業数	6,500社（累計）
運営会社	株式会社グルーアップ
公式サイト	キミスカ

キミスカに無料登録する！

【価値観マッチングで内定率が高い】キャリアチケットスカウト

キャリアチケットスカウトは、自分と価値観の合った企業からオファーを受けられることから、内定率が高い逆求人型サイトになっています。

登録時に聞かれる5つの質問に答えるだけでキャリアに対する価値観が診断されて、その内容を確認した企業からオファーを受けられます。

また、キャリアチケットスカウトにはオファー機能以外にも、就活で役立つ機能が充実しています。

自己分析機能・他己分析機能、ガクチカ作成機能など、7つの機能が用意されていて、オファーを受けること以外にも有効活用できるサービスです。もちろん、すべての機能を無料で利用できます。

対応地域	全国
平均オファー受信率	99.5%
利用企業数	約2,000社
運営会社	レバレジーズ株式会社
公式サイト	キャリアチケットスカウト

自己分析機能を使ってみる

24卒NNTでも内定はもらえる｜まとめ

この記事では、24卒のNNTはやばいのか、ということについてお伝えしました。

24卒のNNTの割合は全体のわずか8%（10月時点）になり、やばい状況であることを認識すべきです。

24卒を募集する企業は日に日に減り、卒業までの時間も迫っているため、「やばい」という危機感を持って就活に取り組む必要があります。

NNTのまま卒業することになると、就職留年もしくは既卒として就活することになり、どちらもデメリットが多いです。

卒業まで残り数カ月しかありませんが、ギリギリまで内定をもらうことができます。今回お伝えした内容を参考にし、最後まで諦めずに内定を目指してください。