【就活の秋採用が厳しいって本当？】勝ち抜くためのポイントと秋採用を行う企業の探し方

就活は大学3年の冬頃から始まり、大学4年の4～8月で内定を獲得する方が多いです。9月以降の就活は「秋採用」と呼ばれていて、秋採用で内定を目指す方も少なくありません。

一般的に「秋採用は厳しい」と言われるのですが、本当に厳しいのでしょうか。

この記事では、就活の秋採用は本当に厳しいのか、ということについて詳しく解説します。

秋採用を勝ち抜くためのポイントを企業の探し方も併せて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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就活の秋採用は厳しい？

就活の秋採用は春・夏採用と比較すると、厳しいのが現状です。就活は3月から本格的な選考が始まり、時間の経過とともに採用活動を終える企業が増えます。

つまり、秋採用を行う企業はそれほど多くなく、限られた採用枠で内定を目指す必要があるため、春・夏採用よりも厳しいです。

ただし、秋採用を行っている企業はありますし、秋採用で内定を獲得した就活生も少なくありません。

厳しいということに変わりありませんが、しっかりと対策・工夫をすれば秋採用でも内定を獲得することが可能です。

就活の秋採用が厳しいと言われる理由

就活の秋採用が厳しいと言われることには、大きく4つの理由があります。秋採用で内定を獲得するには「なぜ、厳しいと言われているのか」ということを理解することも大切です。

就活の秋採用が厳しいと言われている理由を4つご紹介します。

採用活動を終わっている企業がある

就活の秋採用が厳しいと言われる最大の理由が、採用活動を終わっている企業があることです。春・夏採用で想定していた採用人数を確保できた企業は、秋採用を行いません。

秋採用を行わない企業が増えることで単純に採用枠が少なくなり、内定が厳しくなります。

また、就活生から人気のある企業や新卒の採用枠の少ない企業は、秋採用を行わないケースが多いです。

求められるレベルが高い

秋採用を行う企業は優秀な人材を探していることがあり、求められるレベルが高くなります。

春・夏採用では内定を出していた学生に対しても採用を見送ることがあり、秋採用が厳しいと言われる理由の1つです。

また、企業によっては想定している採用人数を確保したうえで、優秀な人材だけを採用しようと動いていることがあります。そのような企業の秋採用で内定を獲得することは厳しいです。

ただし、それぞれの企業で求める人物像は異なるため、優秀な人材として採用してもらえる可能性はあります。

採用枠の埋まるスピードが早い

就活の秋採用では入社までの期間が短いことから、選考スピードが早く採用枠が埋まりやすいです。

自社に合っていると判断された人にはどんどん内定が出されていき、短期間で採用枠が埋まり、秋採用が終了する企業が多くなっています。

そのため秋採用の選考スピードに乗り遅れてしまうと、応募すらできない状況となります。また、秋採用は選考スピードが早いため、他社の選考日程と被るケースが多いです。

その場合、どちらかの選考にしか参加できず、秋採用での就活が厳しいと言われることにつながります。

秋採用は優秀な就活生も受けている

就活の秋採用が厳しいと言われる最後の理由が、優秀な就活生も受けていることです。

秋採用は「春・夏採用で内定を獲得できなかった就活生だけが受けている」と思われがちなのですが、公務員に落ちた学生や留学していた学生なども秋採用で就活します。

そのため採用枠の割にライバルのレベルが高くなり、秋採用の内定が厳しいと言われます。

また、内定は獲得しているものの、希望する企業からの内定を目指して秋採用で就活している方も多いです。

これらの就活生と限られた採用枠を巡って競争しなくてはいけないのが秋採用になります。

厳しい秋採用でも内定は目指せる理由

就活の秋採用が厳しいと言われる理由をお伝えしましたが、秋採用でも内定は目指せます。ここでは、厳しい秋採用でも内定を目指せる理由をいくつかご紹介します。

秋採用の内定を諦める必要はないので、以下の理由を参考にしてみてください。

70%以上の企業は秋採用を行っている

春・夏採用と比較すると採用活動を行う企業は減りますが、70%以上の企業は秋採用を行ってます。

株式会社ディスコが2022年7月に行った「2023年卒・新卒採用に関する企業調査－中間調査」では、74.4%の企業が採用を続けている結果となっています。

また、7月時点の内定者の充足率は58%となっていて、まだまだ採用枠が埋まっている企業がほとんどです。

この調査から分かるように秋採用を行う企業は一定数あり、内定を目指すことは十分可能です。

企業側も採用を焦っている

秋採用でも内定を目指せる理由として、企業側も採用を焦っていることが挙げられます。企業によっては想定していた採用人数を確保できていないことから秋採用を行っています。

それらの企業は秋採用で想定していた採用人数を確保できるように動いていて、春・夏採用よりもハードルが低くなることが多いです。

また、春・夏採用で内定を出した学生に辞退されたことで、採用人数が足りていない企業もあり、大手企業や人気企業が焦っているケースもあります。

秋採用は「売れ残りの企業しかない」と思われるかもしれませんが、大手企業や人気企業からの内定を目指すことも可能です。

多くの企業にエントリーできる

就活の秋採用は選考スピードが早く、短期間で採用結果が分かるため、多くの企業にエントリーできます。

春・夏採用では時間をかけて選考が進んでいくため、短期間で多くの企業にエントリーすることは難しいです。

ただし、秋採用は短期間で多くの企業にエントリーでき、内定を獲得できる可能性を高められます。

エントリーできる企業（母数）が増えることを考えれば、春・夏採用よりも内定を目指しやすくなることも考えられます。

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就活で秋採用を行う企業の探し方

就活で秋採用を行う企業の探し方としては、以下の3つ挙げられます。

それぞれの探し方について詳しくご紹介します。

通年採用している企業を探す

最近は通年採用している企業が増えていて、そこから秋採用を行う企業を探すことができます。

通年採用とは、企業が年間を通じて採用活動を行うことで、留学生を受け入れる目的や本来の就活時期と変えることで募集を増やす目的で行う企業が多いです。

実際に通年採用している企業は以下の通りです。

これらは通年採用している企業の一部です。特に、大手企業は通年採用していることが多いため、就職を希望する会社がある場合は公式HPの採用情報から確認してみてください。

合同企業説明会に参加する

秋採用で内定を目指す就活生に向けた合同企業説明会に参加することで、秋採用を行う企業を見つけられます。

7月以降に開催される合同企業説明会は秋採用を行っている企業がほとんどで、1日で効率よく複数の企業と出会うことができます。

また、その場でエントリーできる企業も多く、秋採用を行う企業を探す場としては最適です。

ただし、秋採用向けの合同企業説明会はそれほど開催されないため、常に情報収集する必要があります。

就活エージェントで紹介してもらう

秋採用を行う企業の探し方としておすすめなのは、就活エージェントで紹介を受けることです。

就活エージェントでは、秋採用を行う企業を紹介してもらうことができ、自分で探す手間を省くことができます。

また、就活エージェントだけで秋採用を行っている企業も多いです。

それらの企業の秋採用を受けるには就活エージェントを介して応募する必要があり、登録者だけが選考を受けられるようになっています。

オンラインで企業紹介を受けることもできるので、地方に住んでいる方にもおすすめの方法です。

厳しい秋採用を勝ち抜くための6つのポイント

厳しい秋採用で内定を獲得するには、就活に向けて対策・工夫することが大切です。ここでは、厳しい秋採用を勝ち抜くために抑えておきたい6つのポイントをご紹介します。

秋採用で内定を獲得するためにも、以下のポイントを参考にしてみてください。

①スピード選考に対応できるように行動する

上記でお伝えした通り、秋採用は採用枠が早く埋まるため、スピード感のある選考に対応できるように行動することが大切です。

秋採用のスピード選考に乗り遅れてしまうと、なかなか内定を獲得できません。

乗り遅れないために抑えておきたいことが、情報収集とESの準備です。まずは、秋採用として募集している企業を見つける必要があるので、情報収集は欠かせません。

そして、その企業に素早く募集する必要があるので、自己PRや強みなどを事前に準備してすぐにESを提出できるようにしておく必要があります。

②秋採用を受けている理由を用意する

秋採用の選考では「なぜ、秋採用を受けているのですか？」と聞かれることが多いです。その回答によって採用結果が決まることがあるので、秋採用を受けている理由を用意してください。

秋採用を受けている理由は素直に伝えることが大切で、ウソをつくことはおすすめしないです。

もし、マイナスの印象を与えてしまう理由を伝える場合は、反省・成長した点も踏まえて伝えるようにしてください。

例えば、準備不足で内定を獲得できなかった場合は、「準備する大切さを学び、今では～～～を徹底しています」などと伝えると、マイナスの印象になりにくいです。

③応募企業の視野を広げる

春・夏採用と比較すると秋採用を行う企業は減っているため、応募企業の視野を広げることが大切です。

応募企業の視野を広げることでエントリー数が増え、厳しいと言われる秋採用でも内定を獲得しやすくなります。

また、第三者の意見を取り入れてみることもおすすめです。

知ることのなかった会社を教えてもらえたり、自分には合っていないと思っていた業界を勧められることもあるので、先輩やゼミの先生の意見を取り入れてみてください。

④面接対策を徹底する

秋採用では面接選考で採用結果が決まることが多いので、面接対策を徹底するようにしてください。面接選考は対策すればするほどレベルが向上し、自信を持って挑むことができます。

春・夏採用で内定を獲得できなかった場合は、面接選考において足りていない部分を考えるようにしてください。

質問に対する回答が良くないのか、面接中の表情が硬いのか、など足りていない部分を追求して対策することで、効率よく面接レベルを向上できます。

⑤逆求人型サイトに登録する

秋採用を勝ち抜くためには企業と出会う数を増やす必要があるので、逆求人型サイトに登録することが抑えておきたいポイントの1つです。

逆求人型サイトに登録することで、秋採用を行っている企業側からアプローチを受けることができ、自分で企業探しする手間が省けます。

また、逆求人型サイトで届くスカウトでは書類選考が免除されていたり、二次面接から始まる特別な選考を提示されることがあります。

学歴や強み、希望する業界など簡単な情報を登録するだけでスカウトが届くので、ぜひ登録してみてください。

⑥就活エージェントを活用する

秋採用で内定を獲得するには、就活エージェントの活用が必須です。就活エージェントでは、登録者一人ひとりに専任のアドバイザーが付き、マンツーマンで就活サポートしてくれます。

秋採用を行っている企業の紹介だけではなく、面接対策や面接日の調整などを行ってくれます。

また、就活エージェントを活用することで、スピード内定を目指せます。就活エージェントによっては登録から最短1週間で内定を目指すことができ、早く内定を獲得したい方にぴったりです。

秋採用は時間の経過とともに「早く内定を獲得しないと…」という焦りが出てくるため、スピード内定を目指せる就活エージェントを活用するようにしてください。

短期間でのスピード内定を目指せる就活エージェント

就活エージェントでは、特別な選考フローで応募できる企業を多数取り扱っているため、登録から短期間での内定を目指すことができます。

就活エージェントの中でも、短期間でのスピード内定に定評のあるエージェントを3つご紹介します。

それぞれの特徴も併せてご紹介しているので、気になるものがあれば登録してみてください。

【完全オンラインで就活サポート】キャリセン就活エージェント

キャリセン就活エージェントは、完全オンラインで就活サポートを受けることができ、登録から最短2週間で内定獲得を目指せます。

福利厚生が充実している企業を中心に取り扱っていて、企業のリアルを熟知したアドバイザーから的確な企業紹介を受けられます。

また、エントリーした企業ごとに攻略ポイントを教えてもらえるため、スピード内定を実現しやすいです。

学生利用者数	6万人以上
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【最短1週間での内定実績あり】キャリアパーク就職エージェント

キャリアパーク就職エージェントは、就活エージェントの中でもかなり早い最短1週間での内定を目指すことができます。

選考回数が少ない特別な企業紹介を受けられることが、最短1週間での内定につながっています。

また、キャリアパーク就職エージェントは独自の基準をクリアした上位0.007%の300社のみを取り扱っているため、企業紹介のレベルが高いです。

学生利用者数	2万人以上
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添削の依頼方法	対面・オンライン
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【ITエンジニア専門の企業紹介】レバテックルーキー

レバテックルーキーはITエンジニア専門の就活エージェントです。

ITエンジニアに特化したES添削・面接対策・ポートフォリオ作成などの就活サポートを受けることができ、登録から最短2週間で内定を獲得可能です。

また、レバテックルーキーではメガベンチャーから最先端領域の急成長企業まで幅広く取り扱っているため、自分に合った企業の紹介を受けることができます。

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就活の秋採用に関するQ&A

最後に、就活の秋採用に関するQ&Aをまとめてご紹介します。

就活における秋採用はいつからですか？

就活における秋採用は、9～11月の採用を指します。就活では3～5月を春採用、6～8月を夏採用となり、時期が遅くなればなるほど内定が厳しいと言われています。

秋採用では最短何日で内定を目指せますか？

秋採用の選考は早いため、エントリーから数週間後には内定が出ていることが多いです。就活エージェントを経由して応募した場合は、エントリーから1週間ほどで内定を目指すことができます。

1日でも早く内定が欲しい方は、就活エージェントで紹介を受けるようにしてください。

どのような学生が秋採用を受けますか？

秋採用を受ける学生の特徴は以下の通りです。

割合としては夏採用で内定を獲得できなかった人が多く、留学していた人が少なくなっています。

秋採用で内定を目指しやすい業界はありますか？

秋採用で内定を目指しやすい業界は、サービス・IT業界です。これらの業界に共通していることが「人手不足」ということで、秋採用でも積極的に内定を出しています。

就職する業界にこだわりのない方は、サービス・IT業界を中心にエントリーしてみてください。

秋採用で内定を獲得できないとどうなりますか？

秋採用で内定を獲得できない場合は、冬採用で就活することになります。冬採用は12～3月に行われる採用活動を指していて、募集する企業も応募する学生も少なくなるのが特徴です。

冬採用は秋採用よりも内定を獲得するのが厳しいため、11月までに内定を獲得できるように対策・工夫するようにしてください。

就活の秋採用でも内定は目指せる｜まとめ

この記事では、就活の秋採用で内定を目指すことは厳しいのか、ということをお伝えしました。

就活の秋採用は厳しいと言われることが多く、簡単には内定を獲得できません。その理由としては、秋採用していない企業があることや、採用枠が埋まりやすいことが挙げられます。

ただし、しっかりと就活に向けて対策・工夫することで、秋採用でも内定を獲得することは可能です。

内定を諦める必要はないので、今回お伝えした内容を参考にし、秋採用での内定を目指してみてください。